金価格が30年ぶりの急落!

先週末から始まった金相場の急落は昨日さらに勢いを増しました。昨日は予想以下の中国GDPや株安によるリスク回避の動きなどの影響で急落し、ドル建て現物相場は2011年2月以来の安値1340.20ドルを付けました。

金と白金をロングで持っていたのでかなり焦りました。暴落しても1400ドル割れはないと甘く考えていましたが、1300ドル前半になったときは血の気が引きました(泣)。

数年前に同じような状況がありましたが、今回はそれよりもスゴイ勢いでいわゆるパニック売りが加速した状態でした。数年前のときは数日間で100万円以上の損失をだすという苦い経験があります。それ以来、ポジションはかなり少ない単位に抑えているので、今回は損切せずにじっと耐えています。

金相場のボトムがどこなのか見えない状況になってしまいましたが、1300ドル台はさすがに売られ過ぎではないかと思います。特にプラチナの1300ドル台への下げは実需を考えるとかなり下げ過ぎ感があります。金価格が1500ドルを回復するのはかなり時間がかかりそうですが、プラチナに関しては状況次第で急騰する可能性もあると考えています。

4月15日(ブルームバーグ)の記事でジム・ロジャーズ氏が金相場に対して強気見通しを維持すると報じられました。

著名投資家のジム・ロジャーズ氏は金相場は調整の必要があるとし、現在はまだ十分下げていないことから自身は金を買い入れていないと述べた。金相場は先週、弱気相場入りした。
ロジャーズ・ホールディングスの会長でもあるロジャーズ氏は15日、シンガポールで記者団に対し、このところの下落局面について「これが金相場に必要な調整かもしれない」とした上で、向こう10年間では上昇するとの予想をあらためて示した。同氏は「相場が十分下がれば買い始めるだろう」としたが、その水準は示さなかった。

さらに、4月16日(ブルームバーグ)の記事では、金相場下落によりインドの結婚・祝祭シーズンに金需要増の見込みと報じられました。

金相場が過去30年で最大の下落率を示したことにより、結婚・祝祭シーズンを控えたインドで主婦や新婦の宝飾品需要が回復するとの見通しを、同国の宝飾品業者、ジタンジャリ・ジェムズ とラジェッシュ・エキスポーツが示した。

また、資産運用会社ピムコのビル・グロース氏は、「I would still buy gold here. World reflating.(まだ金は買い。世界はリフレに向かっている)」とツイッターに投稿しました(引用元:Mining.com)。

弱気ムード一色となっている金相場ですが、上記のような発言もでてきており、徐々に沈静化モードに向かうのではないかと思います(期待も込めて)。とは言え、投資資金の流出や先物市場でのファンド筋の手じまい売りが一巡するまでは再度下落のリスクがあり得る相場だと思います。

金、プラチナともに現在私が取引しているのはGMOクリック証券です。数千円と非常に少ない額で取引き出来るので便利です。FX同様、買いからも売りからも入ることができるので、このような急落相場でも利益をあげることができます。CFD口座を持っていない方はとりあえず口座開設しておくといざと言うとき役立つと思います。

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