金価格下落は日本人投資家が引き金!?

今朝のモーサテでホリコ・キャピタルマネジメントの堀古英司氏が金価格下落について解説していました。堀古氏の予想は当たることが多いので書き留めておきます。

先週からの金価格下落は、はっきりとした要因がないのが不安をよんで売りにつながっているということもあるが、堀古氏が有力と考える原因は日本の投資家による利食い圧力ではないかとのこと。

円安のおかげで円建ての金価格が、1トロイオンスあたり15万円近くと過去最高値に近くなってきている。そのため日本の投資家などの利食い圧力が金下落の引き金を引いたのではないか。
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この説をサポートする材料として、先週財務省から発表された「日本の投資家による外国の中長期債ネット売却額」がこの1年で最大の売り越しとなっている。要するに円安が進んで日本の投資家が「利食えるものは利食ってしまおう」というスタンスになっていたとすれば、最高値である円建て金価格にも当てはまる。
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この説が正しいとすれば、それは短期の需給要因であって、中長期的には世界的に財政が悪化しており通貨の価値を切り下げて行かざるを得ないので、結果的に中長期的には金価格は上昇すると予想される。

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