窓埋めトレード
為替相場は土日が休みのため、先週の終値と今週の始値に差がある(チャートの空間の事を窓と呼びます)ことがよくあります。その差を狙うトレードを「窓埋めトレード」と呼びます。「埋めない窓はない」という格言もあるように、高確率で早期に窓は埋まる傾向にあります。
例えば、土曜日は米ドル円が76.00で終わったのに、月曜日は76.30で始まるといった場合、30銭の窓開けとなります。
「埋めない窓はない」という格言の通り、高確率で76.30から76.00へ下がるということです。
窓埋めトレードは、日本時間の月曜日早朝のマーケットオープン時の窓を狙うのが一般的です。動く材料が特にないのに窓を開けたときは、その日に窓を埋める可能性が高くなります。ということで明日月曜日は早起きして窓埋めトレードを狙いたいと思います。先週末の動きからすると、米ドル円、豪ドル円は下に窓が開けるのではないかと予想しています。
下に窓を開けたら買いから入り、窓を埋めたら利食い
上に窓を開けたら売りから入り、窓を埋めたら利食い
ただし、トレンドが大きく出ていない、土日に重要な材料が出ていないことが条件。
「窓埋めトレード」は早い時間から取引できるFX会社で行うのが基本です。2011年10月現在、早朝から取引できるFX会社は「kakaku FX」と「サクソバンクFX証券」の2社のみのようです。他のFX会社だとオープンしたときにはすでに窓が埋まっていることも多いので窓埋めトレードには適しません。
私は現在「kakaku FX」に口座を持っているので窓埋めトレードはしばらく「kakaku FX」でやる予定です。「kakaku FX」は早朝3時から取引できるので、朝起きた時点で窓が開けていれば取引をするといった具合です。窓埋めトレードで順調に稼げるようであれば「サクソバンクFX証券」の口座も開いて使い勝手を比較したいと思います。