米雇用統計、4日の発表延期 政府機関閉鎖で

米労働省は、4日に予定していた9月の米雇用統計の発表を延期すると3日明らかにした。新たな公表日は未定。雇用統計には、米経済情勢を示す主要指標の失業率や非農業部門の雇用数の増減などを含む。米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和の行方を占う材料として、市場関係者の注目を集めていた。

労働省は声明で延期を発表した。米議会が14会計年度暫定予算を成立できず今月1日から始まった米政府の一部閉鎖により、雇用統計の担当部署である労働統計局(BLS)は大部分の機能が停止状態になっている。

労働統計局はウェブサイトで、予算が下りない間は「データの収集や統計発表、問い合わせへの対応を行わない」としている。労働省のスティーブ・バー報道官は今週、政府機関が閉鎖されている間、引き続き状況を判断すると述べた。

1995年12月15日から96年1月6日まで政府機関が一部閉鎖された際には、労働統計局は95年12月の雇用統計の発表を96年1月19日に遅らせた。 

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>