デイトレーダーの男を逮捕 株価操作の疑い
東京地検特捜部は24日、インターネットを通じた見せ掛けの注文で株価をつり上げたとして、会社役員、杉本満容疑者(39)を金融商品取引法違反(相場操縦)の疑いで逮捕した。
捜査関係者によると、杉本容疑者は1日に何度も株取引して利ざやを稼ぐデイトレーダーで、仲間数人と不正な発注を繰り返していたとみられる。
逮捕容疑は2011年1月から2月にかけて、東証2部上場の不動産関連会社「セントラル総合開発」(東京都千代田区)の株式について、直前の株価を上回る価格で大量の注文を出す「買い上がり」や、売買注文を同時に出す「仮装売買」などの手口を使い、株価を不正につり上げた疑い。
日本経済新聞 2013/6/24 15:55
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