日経平均大幅続落、円高嫌気し今年2番目の下げ幅

東京株式市場で日経平均は大幅続落。終値は前日比843円安で4月3日以来の1万2500円割れとなった。下げ幅は今年2番目の大きさだった。

前日の欧米株安や円高進行など外部環境の悪化を背景に投資家のリスク回避姿勢が一段と強まった。円買い・株売りの動きが加速したほか、あすの先物・オプションSQ(特別清算指数)算出を控え、先物への仕掛け的な動きもみられた。オプション建玉の多い1万3000円と1万2500円の権利行使価格を割り込んだ場面では、先物のヘッジ売りが下げを加速させた。

後場には一時540円安まで戻したが、為替が1ドル94円台前半まで円高に振れると、日経平均も再び下げ幅を拡大した。「株は為替を見て動き、為替は株を見て動く状況で、株安と円高が連鎖的に起こった」(SMBC日興証券株式調査部部長の西広市氏)との見方が出ている。東証33業種すべてが下落し、東証1部の値下がり銘柄数は全体の9割超と全面安になった。

あすのSQ(特別清算指数)を前に先物の期先へのロールオーバーは順調に進み、SQ自体は波乱がないとの見方が多いものの、目先は大幅な反発も期待しにくいとみられている。市場は米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和政策の早期縮小観測を強めており、「18―19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めるまで上値は買いにくい」(準大手証券)との声が出ていた。

個別銘柄では、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)、ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)、キヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)など主力輸出株が軒並み安。1ドル94円台まで進んだ円高を嫌気した。主要輸出企業の今期前提レートは1ドル90―95円であり、今後の為替動向次第では企業の収益計画に影響が出る可能性もあるとみられている。証券、非鉄、機械、その他金融、情報・通信なども大きく下落した。

東証1部騰落数は、値上がり90銘柄に対し、値下がりが1603銘柄、変わらずが23銘柄だった。
(ロイター 2013年 06月 13日)

とうとう1万2500円を割れてしまいました。先週あたりまでは大方の専門家は1万3000円あたりが下値のメドだと比較的楽観的でしたが、ここまでくるとあまり楽観的ではいられなくなります。

個人的には中長期で見れば円安・株高はほぼ間違いないと思っていますが、短期的にはまだ下げる余地があると思っています。

とは言え、今の水準はかなり底に近い可能性も高いため、先週、今週と少しずつ株を買い始めています。優良株であればここからはもうそれほど下げないと思っています。

今週はJリートを二つ購入しました。まだ下がる可能性はありますが、いいところまで下がってきたので少し買ってみました。長期運用で配当狙いです。

確定拠出年金については、今週初めにスイッチングして、株価連動商品をすべて定期預金にしました。ピーク時に比べると利益はかなり減ってしまいましたが、とりあえず利益を確定させるために一旦資金を避難させました。利益確定のタイミングは本当に難しいと感じます。

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