NY株、5週ぶり下落 日経平均3.5%安で下落率大きく
日本経済新聞(2013/5/25 9:33)より引用。
【ニューヨーク=川上穣】24日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が小幅に反発した。終値は前日に比べ8ドル60セント(0.1%)高い1万5303ドル10セント。米国が量的緩和に伴う資産購入額を早期に縮小するとの警戒感から売りが先行したが、取引終了にかけて株価は割安とみた買いが入った。
週間で見ると、ダウ平均は51ドル(約0.3%)安と小幅ながら5週ぶりに下げた。世界の主要株価指数では日経平均株価が約3.5%安と、イタリアやオーストラリアなどとともに下落率が大きくなった。
今週は半ばから株式相場の調整色が強まった。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が22日の議会証言で「今後数回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入額を減らす可能性がある」と発言。緩和マネーへの期待が揺らぎ、投資家の利益確定の売りが出た。
5月の中国製造業の景況感の悪化も嫌気され、23日はとりわけ日本株の下げが目立った。日経平均株価は前日比1143円安と13年ぶりの下げ幅を記録。翌24日は反発したものの、取引時間中の高値と安値の差(日中値幅)は1000円を超えるなど乱高下した。
もっとも、過熱感の出ていた日本を除けば世界の株式市場の値動きは落ち着いている。米市場では「適度な株価の調整は、投資機会を探っていた投資家にとって絶好の買い場になる」(欧州系運用大手)といった声もある。
下がったところで少し買ってみたい気持ちもありますが、最近の値動きをみているとちょっと手を出すのは怖いなぁと思います。もう少し下がったら、確定拠出年金で定期預金から株式連動投信へのスイッチングをしようと考えています。