「金が足りない」相場急落で買い殺到-アベノミクスが呼び水

ブルームバーグに金需要が旺盛との記事が載っていました。円建て金価格は長期的にみれば今よりかなり上がると思うので、確かに今は買いかもしれないですね。

アベノミクスに伴う円安進行やインフレヘッジ目的を背景に、日本の個人投資家の金需要が旺盛だ。先週の金相場急落をきっかけに買いに拍車が掛かっている。2005年以来初めて投資家の買いが売りを上回るとの見方も出ている。

産金会社で作る業界団体、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、日本の消費者は2005年以降、金貨を含む金地金を毎年売り越してきたが、12年はその量が10.1トン(暫定値)と前年比約8割減少した。南アフリカのスタンダードバンク東京支店の池水雄一代表は、「日本は遅かれ早かれバイヤーになり、中国やインドと金を奪い合うようになる」と予想する。WGCによると、世界最大の消費国インドと2位の中国は12年にそれぞれ312.2トン、265.5トンを買い越している。

(中略)

海外で金相場が急落した先週、金地金を扱う田中貴金属工業の銀座本店には15日から18日までの4日間で約1200人の顧客が詰め掛けた。通常は1日当たりの来店者数は100人程度。16日には約500人の顧客が殺到し金地金が不足、工場からの配送量を増やしたり、スタッフを増員したりするなどの対応に追われた。

田中貴金属の原田和佳子・貴金属市場部長は「相場が下がるとすぐに買いが入る状態」と述べ、「円安による円資産の目減りの懸念やインフレヘッジなどの意識が強まっている」と話す。同社の16日の税込み小売価格は前日比12%安の1グラム当たり4408円まで下落。10日は5338円と1980年以来の高値を付けていた。
【4月23日(ブルームバーグ)】

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