9/7 マーケットナビ 榊原氏の予想
2013/9/7 BS-TBSグローバルナビフロントでの榊原英資氏のマーケット情報より。
今週は週明けから外資系ファンドのものとみられるドル買いが先行。6日には一時1ドル=100円24銭まで買い上げられた。99円台後半から100円前後の水準では日本の輸出企業の円買いドル売りが膨らんだほか、オプションに関連したドルの利食い売りも相当量出ていたとみられる。ただ、FRBの量的緩和縮小開始をにらんで、米10年債利回りも一時3%を超える急上昇となっており、日米金利差の拡大を意識したドル買いが総じて優勢な展開となった。
海外ファンド勢は週明けのメイン・シナリオとして「東京オリンピック開催決定⇒日経平均の急騰⇒消費増税の予定通りの実施&法人税減税⇒日銀による追加金融緩和の実施⇒円安のさらなる進行」を期待しているようだ。
■来週の予想レンジ
ドル円相場は、当面のテクニカルな抵抗線とされていた99円30銭を抜けてきたことで、ドルはさらに上値を試す動きとなりそうだ。
テクニカルなドルの下値のメドとしては、3日の安値99円16銭が意識されている。上値では、5月22日の高値103円74銭が視野に入っている。
以上、榊原氏のマッケットナビより
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榊原氏は、東京オリンピック開催が決まればドル円は105円とか110円とかの流れに入っていくと言っていましたが、それは年末から来年にかけてではないかと思います。
ひとまず東京五輪招致成功で明日の株価は上昇して始まると思いますが、それほど長く続かず一旦調整が入る気がします。為替も円安といった見方が多いようですが、こちらも少し大きめの調整が入る可能性があるのでチャンスを待ちたいと思います。