豪ドル売り・ユーロ買いは世紀の取引!?
先週のWSJ記事に「豪ドル売り・ユーロ買いは世紀の取引=ゴールドマン」という記事が載っていました。
ゴールドマン・サックスは、豪ドル売り・ユーロ買いを行えば大きな利益を上げることができる「世紀の取引」になる可能性があると指摘している。
豪ドルがセーフヘイブン(安全な逃避先)であるとの考えももはや棚上げすべきだという。ゴールドマンによると、豪ドルは対米ドルでも少なくとも20%割高であるほか、豪経済の減速と商品価格の下落圧力で、急激な修正安に見舞われやすい。
ストルパー氏は「現時点で豪ドル相場はすでに天井を付け、今後大幅安に転じるとも言えそうだ」と話す。
同氏によると、豪ドルは中期的には緩やかな下落基調をたどるが、商品価格が急落すれば、豪ドルの対米ドル相場は1豪ドル=0.6500米ドルまで下げる可能性がある。
AUD/USDが0.65というのはちょっと大胆な予想の気もしますが、「豪ドル売り・ユーロ買い」の方向性は眼中にいれておく必要がありそうです。
でも個人的には、基本的に豪ドルは押し目があれば強く買いたい通貨です。11月に追加利下げの可能性が強いとみられているので、さらに下がるかもしれませんがそれでも金利3%以上というのは魅力的です。今の段階では豪ドル円の70円台定着はないとみているので、70円台ミドル以下は買っていく方針です。
最近ではスワップ目的でAUD/USDを1.01台で少し買っているので、このゴールドマン・サックスの予想があたったら大変なことになります。念のため利益確定の逆指値いれておいたほうがよさそうです。以前に利益確定の逆指値をいれておいたのに、月曜朝のスリッページで10万円以上の損失になり悔しい思いをしたことがあるので、月曜朝は絶対に逆指値を外すようにしています。