ＦＸ、倍率規制強化響き取引減　相場変動縮小も追い打ち

2012/5/23 FX

Sankei Bizの記事「ＦＸ、倍率規制強化響き取引減　相場変動縮小も追い打ち」によると、レバレッジ規制がかかってからFXの取引量が減っているという。

記事を一部引用

以前のＦＸ取引は、１００万円の取引でレバレッジが１００倍の場合、１万円の証拠金で済んだ。しかし、レバレッジをかけすぎて巨額の損失を出す投資家が続出。金融庁は１０年８月にレバレッジの上限を５０倍に、その１年後には２５倍まで引き下げた。これで１００万円の取引の証拠金に４万円以上が必要となり、“敷居”が高くなった。

そもそもレバレッジ100倍というのが問題だったのだと思います。主婦などの個人投資家がよくわからないまま気軽に始めた場合、レバレッジ100倍だと含み損をどんどん抱えて、最後にはロスカットとなって退場するパターンではないでしょうか。そのような人を減らすためにもレバレッジ25倍になったのは妥当な法改正だと思います。普通の個人投資家はレバレッジ25倍に規制されても大きな問題はないと思います。取引量の減少はこのほかに記事にもあるように相場変動縮小や円高の影響も大きいのではないかと思います。