FXは最終的に儲からない人が多いと行動経済学の第一人者分析

Exciteニュースより引用(※SAPIO2012年7月18日号)

FX投資のための、パソコン向けやスマホ向けのさまざまな取引ソフトが開発され、個人投資家でも、プロに近いトレード環境を利用できるようになり、FX中毒者まで生み出している。なぜFXはこんなにまで人を惹き付けるのか。

(中略)

「株式投資はある程度、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)といった指標によって、“理論値”が導き出せますが、為替にはそれがない。実際、ヘッジファンドなどが金融工学によって解析モデルを作ろうとしても、それはことごとく外れています。

 各国の経済情勢とは無関係な値動きもしょっちゅうですし、要は上がるか下がるかを当てる“丁半バクチ”の要素が、株式投資などよりずっと大きい。そもそも人間にはギャンブルしたいという欲求がある。FXが急激に普及した理由も、そこにあるのではないか」

 真壁教授によれば、世界の為替市場の取引規模は1日4兆ドルにも上るという。だが、実際に貿易に用いられるのはわずか数%で、大半の値動きは投機や投資によるものだという。いわば世界中でバクチが行なわれている格好なのだ。

「上がるか下がるかなら、勝率は2分の1であるはずですが、人間は儲かった時の喜びよりも損した時の悲しみが大きいため、どうしても利益確定は早く、損切りは遅くなる。利益が小さくなる反面、損失が拡大する傾向が強いので、最終的には儲からない人が多いのです」(真壁教授)

この記事のようにFXは投資というよりギャンブル的カテゴリに入れられがちですね。ギャンブルのような感覚でやる人は失敗する確率も高くなると思いますが、それなりに勉強して確実に運用すればFXは収益率の高い商品だと思います。リターンを求めるならリスクを取らなければいけないので、いかにリスク管理(資産管理)ができるかが重要だと思います。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>